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受精結果の連絡
Cクリニックでは、
採卵で採れた8個の成熟卵を
その日のうちに顕微授精によって受精してもらい、
翌日の朝
受精したかどうかを
電話で確認することになっていました。
朝10時以降に電話をかけるのですが、
結果を聞くのはやはり緊張します。
手汗をかきながらも、意を決して電話をしました。
🏥「ayaseさんですね。
…8個顕微授精した内、
8個全ての受精確認ができました。」
👩🏻「ありがとうございます!」
とりあえずほっと一安心です。
20代半ばでは受精率も妊娠率も高いはずなので
今回の結果に明るい未来が見えたような気がしました。
今までの治療ではかすりもしなかったのに、
すごく良い流れに乗れていて本当に嬉しかったです。
SNSや、”ママリ”というアプリで
同じような年齢、状況の方の投稿や質問などを
検索しまくって希望を持ったり、
早くも妊娠することを想像したり、
「最大8個移植できるから
子だくさんになってもいいなぁ~」なんて…
嬉しいを通り越して少々浮かれていました。
3日後の診察
採卵から3日後
卵巣の腫れなどの体調を診てもらうために
診察がありました。
採卵をすると、
特にたくさん卵子が採れた人の中には
卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になる人もいます。
個人差はありますが、
その症状があるのが術後3日目~生理が来るまで
術後1週間が症状のピークだそうです。
そのため、Cクリニックでは
採卵3日後と1週間後に診察が予定されていました。
私は痛みはないものの、まだ少し
下腹部の違和感(張っている感じ)はありましたが
内診でも
「少し腫れがみられるものの
想定の範囲内で大丈夫だろう」とのことでした。
もし、今後痛みが強くなったり、
おかしいなと思ったら
すぐに来院するように言われました。
診察も無事に終わり、
診察室を出ようかと思った矢先、
医師が受精卵について話し始めました。
今日は受精卵の話をされるとは思っていなくて
心の準備ができておらず少し驚きました。
👨⚕️「今日で培養3日目。
8個のうち1つは初期胚で
今日の朝すでに凍結しました。」
👨⚕️「それ以外の受精卵は培養中ですが、
思ったより形が悪く凍結できないかもしれません。」
えっ……
正直、全ての受精確認ができた段階で
上手くいったと喜び、
凍結卵を移植すれば妊娠できる
と思い込んでしまっていました。
まさか凍結するまでの間で
そんな結果が待ち受けているとは
思いもしませんでした。
現実はそんなに甘くありませんでした。
医師の話し方は、
一般的な受精卵のグレードの話
(割球の均等さやフラグメント等)という感じではなく
分裂していく卵自体が
いびつな形をしているというような表現でした。
しかしまだ培養中なので、
次の診察まで待ってみないと
どうなるか分からないとも言われました。
過程はどうであれ
最終的にちゃんと凍結できればいいから…
とわずかな希望を残して診察室を後にしました。
次回~培養結果~に続きます。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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