不妊治療を続けていく上で
切っても切り離せない不安の1つは
”金銭的な不安”ではないでしょうか?
正社員(夫)とパート(私)の
アラサー夫婦の収入は限られています。
収入は上がらないけど治療のためにお金は必要…
将来のために貯金だってしたい…
”金銭的な不安” を少しでも解消するため
夫婦で相談して、まずは支出を抑えるため
家計の見直しを行うことにしました。
もともと私たち夫婦はインドア派で
特段散財するタイプでもないため
日常生活費(食費や交際費など)よりもまずは
固定費の見直しを中心に行いました。
私たち夫婦が行った家計の見直しを
以下にまとめました。一例としてご覧ください。
携帯を大手キャリア→格安SIMに変更
- ずっと使い続けているから
大手キャリアのプランに慣れている - 大手キャリアの契約内容に不満はない
- 色々なサイトに登録した
メールアドレスを変更するのが面倒
(格安SIMでもキャリアメールの
アドレスを継続するオプションもある) - 格安SIMはネット速度が遅いらしい
という噂 - 格安SIMはなんとなく不安
という理由で夫婦ともに
ずっと大手キャリアを使用していましたが
格安SIMの料金設定に魅力を感じ
以前から気になってはいました。
家計の見直しをする中で
携帯会社で格安SIMについて詳しく聞き
夫婦ともに納得した上で
格安SIMに変更し、通信費の削減をしました。
夫婦で約5,000/月の節約となりました。
また、格安SIMへの乗換と同時に
機種も新しいものに変更しました。
夫婦ともiPhoneを利用していますが
何年も前の機種を使い続けていました。
ものを使い続けることは大切ですが、
スマホの場合はこの限りではなく
バッテリーの消耗が激しくなったり
バージョンが対応しなくなったりします。
新機種になればそういった悩みは解消するため
一時的に支払額は増えてしまいますが
結果的にメリットが多いと思いました。
普通自動車→中古の軽自動車へ
結婚前から夫婦それぞれ
普通自動車を所有していました。
結婚後も自動車必須の生活であったこともあり
引き続き普通自動車を2台所有していました。
夫の場合は
20代の独身の頃は、多少の見栄もあり
かっこいい車に乗りたいと思い
自分が気に入った車を購入し乗っていました。
30代でその見栄もなくなり
車は「移動手段の道具」
と考えるようになりました。
そして今回の家計の見直しに際し
生活に見合った車(中古の軽自動車)への
買い替えを決意しました。
中古の軽自動車に買い替えることで
ガソリン代,自動車税,車検代の
削減となりました。
また、同時に自動車保険も
契約内容や保険会社の見直しをしたため
トータルで約10万円/年の節約となりました。
現在、私の方の普通車も
次の車検のタイミングで
中古の軽自動車への乗り換えを
検討しています。
普通車2台→軽自動車2台では
大きな固定費の削減となるでしょう。
医療保険の見直し
今まで民間の医療保険については
金額や保障内容をあまり把握しておらず
親の知り合いの保険会社で
おすすめされた保険プランを
契約していました。
見直しをする上で、これではいけないと思い
現在の貯金額、年齢、家族構成などを
考慮した上で
本当に必要な保障は何かを考えて
必要最低限の掛捨て保険に変更しました。
年齢や家族構成の変化に伴って
随時見直していく必要はありますが
これで夫婦で約1万円/月の節約となりました。
※以前は60歳払込保障一生涯の保険でしたが
今お金が必要な私たちには
保険料が割高でした。
本は購入→図書館を利用
読みたい本は書店で購入していましたが
1度読み終わるとあとは
本棚で眠っていることがほとんどでした。
そこで、読みたい本があれば
市内の図書館で借りて読むことにしました。
人気の本だと予約半年待ちは当たり前ですが
無料で読めると思えば待てますし、
レンタル期間も限られているため(2週間)
より集中して読むことができます。
本が手元に残らないため
残しておきたい言葉はメモしておきます。
家の本棚が不要になるので
部屋がスッキリするという
メリットも生まれました。
どうしても欲しい本は買えば良いと思いますが
これで数千円/年の節約となりました。
使用しないもの→リサイクルショップへ
一定期間使用していないものは積極的に
リサイクルショップへ
持って行くようにしました。
メルカリの方がお金になるのかもしれませんが
交渉したり、綺麗に梱包、郵送したりする
という手間が
私はわずらわしく思ってしまうので
リサイクルショップでの売却を選択しました。
部屋のものを少なくすることで、
”不要なものは買わない” を習慣化し
支出を削減しました。
リサイクルショップでは
電化製品などは古すぎると
引き取ってもらえない可能性がありますし
季節ものは売る時期によって
値が多少上下することもあると思いますが
私たちの場合は、
いらないと判断したその時に
売るようにしています。
そのため
1シーズンごとに洋服や雑貨など
なにかしら売るものが見つかっています。
売却価格はトータルで数百円程度ですが
- 使わないものが無くなり
部屋がスッキリする - 物の把握がしやすく、無駄買いが減る
- 臨時収入が入り嬉しく感じる
など私たちにとっては
メリットが多く感じられる取り組み
となっています。
ふるさと納税は贅沢品→食料品へ
結婚当初から私たちは
ふるさと納税を利用していました。
最初の頃はカニやブランド牛など
普段食べられないような贅沢品が返礼品の
自治体に寄付していましたが
今では、食料品(干物)が返礼品の
自治体に寄付しています。
干物は料理の1品になりますし、
残った皮や骨は夫の趣味である
家庭菜園の肥料として
加工処理して使っています。
なんといっても
干物が大きくて食べ応えがあり
身がふっくらしていて美味しいです😋
カレンダーも無料で送ってくれるので
我が家にとっては
とてもコスパの良い返礼品だと感じています。
他にも
米やトイレットペーパーなどの生活必需品が
返礼品になっている自治体もあります。
とても気になっています。
余力があれば納税したい…
「応援したい自治体に寄付する」という
本来の目的ではなく「返礼品ありき」
になってしまっていることに
若干の心苦しさはありますが…
まとめ
私たちは日々の生活を我慢して
何でもかんでも
倹約しているわけではありません。
※倹約と節約は意味が若干異なり、
倹約の方がネガティブな意味を含みます。
家計見直しにおける大切なことは、
「自分に合った生活レベルや価値観を知り
それに伴った無駄な支出を抑えること」
だと思います。
食費を無理に抑えたり、趣味を我慢したりして
安易に生活レベルを下げると
ストレスが溜まります。
こういった我慢の生活は
すぐに続かなくなるだろうと想像できます。
また、ストレスの増加は
不妊治療を行う上でもよくありません。
どうしても譲れない出費は
誰にでもあると思います。
価値観は人によって異なるため
今回紹介した見直し方法が
当てはまらない人もいると思います。
無理なくできることから
少しずつ実践していけば良いと思います。
とはいうものの
こういった家計の見直しをしても
不妊治療における”金銭的な不安” は
高額宝くじにでも当たらない限り
なかなか解消されることはないと思います。
しかし、やらないよりやったことで
浮いたお金があったのは事実です。
今回、家計を見直してみて
不妊治療のためのお金の捻出だけではなく
長い人生を生きていく上で
誰でもやって損はないことだと思いました。
皆さんもぜひ一度
このブログを読んでくださったのを機会に
家計を見直してみてはいかがですか。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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