#107_自費採卵での培養結果とかかった金額

不妊治療

前回のブログはこちら

21個受精確認した卵🥚
そのうち12個は
クリニックの規定により
「前核期胚」と言われる段階である
受精確認後すぐに凍結保存され、
残りの9個は
「胚盤胞」になるまで培養していました。

そして後日
クリニックの報告書にて
凍結結果がわかりました!

受精卵 培養結果と胚盤胞到達率

培養1日目 9個培養中

培養3日目 1個培養停止(残り8個)

培養5日目 7個培養停止(残り1個)

培養6日目 1個 胚盤胞凍結🥚✨

凍結結果:6日目胚盤胞 1個
      前核期胚  12個凍結

いくつかのクリニックが公表している
胚盤胞到達率を見てみると

  • 全受精卵のうちの約1/3
  • 30%~50%
  • 60%胚盤胞になれば優秀
  • 31歳以下なら約66%

などといった成績が出てきます。
個人差があることなのは承知していますが
私の場合は1/9=約10%

年齢にしても、採卵数にしても、
この胚盤胞到達率はとても悪いです。

5日目胚盤胞と6日目胚盤胞の妊娠率


また、
6日目胚盤胞は5日目胚盤胞に比べると
妊娠率が低いと言われてます。

いくつかのクリニックの
5日目、6日目の妊娠率の違いを見てみると

  • D5の良好胚では約77%、D6の良好胚は約59%
  • 5日目胚盤胞 約43% 6日目胚盤胞 約27% 
  • 「発育段階が同じであればどちらも変わらない」
    という情報もありました。

こういった情報を知って
正直、落胆してしまいます…
「なんで?」
「20代なのに」
「何がいけないの?」
こういった考えがよぎってしまいます。

それでも、
私にとっては初めての胚盤胞です😭✨

残り1個になってしまった時は、
「やっぱり胚盤胞まで育たないのか…」
とすごく不安でしたが、
なんとか頑張って育ってくれて
嬉しかったです🥺


今回転院して、
多嚢胞性卵巣症候群や
インスリン抵抗性があることがわかり
そんな中で1個の胚盤胞と
12個の前核期胚を凍結出来たことは
何歩も前に進むことができたと思います!

これだけでも
転院した意味は十分あったし、
転院先のDクリニックの
技術力の高さに感謝しています🙇🏻‍♀️

自費診療でかかった金額

今回の採卵周期(卵胞発育〜培養•凍結まで)
にかかった金額をまとめていきます。

採卵日まで
診療・検査・薬剤・注射代など
計 ¥217,660

採卵日当日
診療・体外受精代・薬剤・凍結料など
計 ¥474,941

採卵後
診療・検査代など
計 ¥4,726

総合計 ¥697,327

改めてまとめてみると
金額に驚きます…😨

採卵前周期の費用(詳しくはこちら)や
移植周期の費用(詳しくは後日のブログにて)
も加算すると ¥900,000を超えます…

当時(2021年3月末まで)は市や県による
不妊治療の助成金があったので、私も申請をし
¥300,000の助成を受けることが出来ました。
※保険適用制度が始まってからも
 自治体によっては助成金がもらえる所もあります。

※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。

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