初めての融解胚での移植が無事に終わり
約2週間後の
クリニックでの判定日まで
高温期を保つルトラール錠や
エストラーナテープを続けながら
ひたすらその時を待つ日々を過ごしました。
(その間、妊娠検査薬は使用しませんでした)
そしてD36 判定日がやって来ました。
融解胚移植 判定日
自費診療のため今回も
血液検査によるホルモン値での判定でした。
クリニックに到着しすぐに採血。
そこから40分ほど待って
診察室に呼ばれました。
結果は・・・
hcg <1.00mIU/mL
陰性でした。
hcgというホルモンは
妊娠している状態でないと
数値として出てきません。
hcg <1.00mIU/mL
というのは
hcgの値が出ていない
という意味になるので
妊娠はおろか
前回と違って着床すらできていない
という状態とも言えます。
自分の感覚としても
判定日までの症状が
普段の生理前と
何一つ変わらなかったし
他の融解→培養した胚が
全滅だった事もあって
移植した初期胚への期待も
正直無くなっていたし
4回目の陰性判定も
やっぱりか〜と言う感じでした😔
これまで何度も
陰性判定を見てきているので
辛い感情に蓋をして
淡々と医師の話を聞いて
その場を
やり過ごせるようになりましたが
その一方で、頭のどこかでは
結局、
私の卵子に元気がないから育たないんだ
27歳でここまでやっても
妊娠できないなんて普通じゃない
私はいつまで経っても妊娠できない
子どもは諦めた方がいいのでは
そんな闇の思考が出てきてしまい
ついつい、
ネガティブモードに入ってしまいます…
「妊娠させてあげられなかった」
今回もそんな闇の思考は
ニョキニョキと出てきていましたが
いつもと少し違ったのは
診察を担当された副院長先生から
「ごめんね、妊娠させてあげられなかった」
そう言われたからでした。
私の機能が異常だから、
私たちの受精卵の力がないから
妊娠しなかったのではなく
クリニックに力がなくて申し訳ない
クリニックに技術があれば…
そんなニュアンスを受け取れました。
(Dクリニックは不妊専門の医療機関で
高い技術力や実績のあるクリニックです!)
今までのクリニックや漢方薬局で
さんざん卵子の質が悪いからだ
という話を聞いてきていたのに
そうではなく
私は妊娠できる
と信じてくれてるんだな
と感じ、
それが素直に嬉しくて
闇の思考が飛んでいってくれたのです。
言い方ひとつですが、
すごくありがたかったです。
(副院長先生は
物腰柔らかい言い方をされるので
個人的に好きなんです😘)
今後の治療方針
その後、医師(副院長先生)と
今後の移植に向けて話をする中で
- 残っている前核期8個を全て融解し
次回は一番良い胚を移植すること - 2個同時移植すること
を提案されました。
私たち夫婦としても、
小出しに融解しても
今回のように
成長の悪い胚しかなかった
↓
移植はしてみたけど
やっぱり陰性ですよね…
↓
だからまた
次の移植周期に賭けましょう
ではなく、
良い受精卵を移植したい
そして早く妊娠したい
と思っているし
1回の移植周期や判定にも
想像以上のストレスや
費用がかかっていることも踏まえて
全て融解する事には大賛成でした。
2個同時移植は
妊娠率が上がる有効的な治療法である
と言われている一方で
2個とも順調に成長した場合
双子の可能性が高くなる
=妊娠・出産のリスクが
格段に跳ね上がる
という危険性があるのも事実です。
そういった話も理解した上で
少しでも妊娠率が上がるのであれば…
そんな思いで承諾しました。
ということで、次回の移植は
残っている前核期胚8個を
全て融解・培養し、
その中で順調な3日目胚2個を
同時移植することになりました🥚🥚
今までの胚グレードの悪さや、
今の時点で
採卵数24個のうち胚盤胞1個
という胚盤胞到達率を考えると、
きっと次回が
残っている胚での
最後の移植になるだろうと思います🤔
そんな覚悟を持って
次の周期に臨みたいと思います。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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