不妊治療を続けていくと
ほとんどの人が「ある問題」に
頭を悩ませることになるかと思います。
ある問題とは…?
それは 「金銭的な問題」です。
治療を長く続けていたり
高度な治療になっていけばいくほど
治療費はどんどん掛かっていきます。
支出は単に
クリニックの治療費だけではなく
多くの人は、身体のことを考えて
漢方やサプリメント、鍼灸やマッサージなど
「少しでも早く結果が出るのであれば…」
と、効果のありそうなことは
いろいろと実践していくと思います。
私たちもこれまで
ヨガやウォーキングなどの運動、
漢方・サプリメント、鍼灸、
食生活改善など…
さまざまなことを実践してきました。
日々実践する中で難しいと感じる点
不妊治療や「身体に良いこと」を
いろいろ実践していく中で
難しいと感じるところは
- 1人ひとりの体質は異なるため
全員に当てはまる
”これをやれば必ず妊娠できる” は無いこと - 「今これをやめたら
さらに妊娠できなくなるのではないか」
「貴重な時間や機会を
無駄にしてしまうのではないか」と
1度始めたことがなかなかやめられないこと
だと思います。
治療を始めてすぐに妊娠できる人もいれば
タイミング法で上手くいかず
人工授精を何回か試してもダメ
体外受精まで挑戦しても妊娠には至らず…
そんな人もいます。
1周期でも早く妊娠するために
自分たちができることは何かないかと
ネットで調べたり、
知人に聞いたりしたことを
どんどん取り入れたりもします。
特に「身体に良いこと」においては
長期的に続けていくことで
仮に「妊娠」という結果は出なくても
「以前より生理痛が軽減した」
といったように
体の調子が良くなったり、
寄り添ってくれる先生に出会えたりと
「自分自身の健康」
という大きな視点においては
取り組み続けることが
決して「無駄」にはならないと思います。
しかし、当然のことながら
不妊治療の結果が出なければ出ないほど
不妊治療を実施する期間は長くなりますし
高度な治療(=高額)になりがちです。
それに付随して
自発的に取り組んでいることの費用も
同じように掛かり続けていきます。
25歳から不妊治療を始めた私も
当初はすぐ妊娠できると思っていたため
金銭的な不安は全く感じていませんでしたが
治療がステップアップし、
期間が長くなっていくにつれて徐々に
金銭的な不安は大きくなっていきました。
金銭的な不安…まずできることは
治療期間が長くなっていくにつれて
徐々に金銭的な不安が
大きくなっていった私たちは
Cクリニックで体外受精を始める頃から
治療費を一覧表で見える化し、
不妊治療全体にいくら掛かっているのかを
把握していくことにしました。
もともと結婚してから
家計簿をつける習慣はありましたが、
普段の生活費をまとめている家計簿とは
今回、完全に分けて一覧表を作成し、
不妊治療に関係する収支のみで
どれだけ何に使っているのかを把握することで
現状と今後の見通しが立てやすくなりました。
ただし、
一覧表の作成・更新というのは
「治療してもダメだった記録を残していく」
作業にもなり得ます。
作成中に思い返して気持ちが落ち込む
などの負担があると感じたため
夫婦で相談して一覧表の作成は
夫に担当してもらうことになりました。
具体的な一覧表についての話は
~一覧表を作成する~
次回のブログでまとめています。
治療費を見える化しよう!
不妊治療にお金が掛かって
今後に不安を感じている方はいませんか?
いったい今
治療に使えるお金がいくらあり
今までにいくら使ったか
を把握しきれていますか?
治療についてのビジョンを
ご夫婦で共通認識していますか?
知らずにいる方や
漠然と今後に不安を感じている方
治療の資金が心配な方は
1度今までの治療費を書き出し
見える化してみてください。
そこからいろいろ見えてくると思います。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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