#35_人工授精スタート~人工授精の流れ~

不妊治療

2020年1月〜5月まで、5周期に渡って
取り組んできたタイミング法でしたが
1度もかすりもせず
あっけなく終わってしまいました。

私たちとしては
「自然妊娠は難しいんだからしょうがないよね」
という感じで
今後のステップアップに期待していました。

2020年5月末からは
人工授精に取り組みました。
タイミング法とは異なり、医療行為があるので
一気に不妊治療をしている感じが出てきました。

人工授精とは

排卵に合わせて洗浄濃縮された精液を
器具を使って子宮内に注入する治療です。

”人工”とあるので
よく体外受精と混同される人もいますが
人工授精は言わば
選抜された良好な精子の短距離走」です。
精子の進む距離が短くなるだけで
これ以降は自然妊娠と変わりません。
精子が無事卵子と出会って受精卵になり
子宮に着床できなければ妊娠には繋がりません。

人工授精は一般的に行って
タイミング法の次のステップにあたりますが
誰にでも有効な治療法ではありません。

軽度の男性不妊の場合や
女性側に不妊原因がない場合、
女性側の年齢が若い場合などには
有効な治療法だと言われています。

※ここではあくまで一般的な場合の
一例を記載しています。
ご夫婦によって状況は異なるため
医師と相談の上
治療方針を決めていってください。

人工授精の実施目安は
5,6回程度といわれていて
それ以上続けても
妊娠率は上がらないようです。
その場合は
体外受精を検討していくことになります。

人工授精までの流れ

Cクリニックでの
人工授精についてまとめていきます。

タイミング法の時と同様、
D11(生理11日目)頃から排卵済みを確認するまで
2日に1回程度通院を続けます。

毎回のエコー検査に加え
卵胞のサイズが大きくなってきたら(約20㎜弱)
排卵検査薬を使用して
排卵予定日の特定をしてもらいます。

排卵予定日が特定できたら
その場で人工授精の予約を取り帰宅します。

私は自力で排卵が出来ていたので
日頃から服薬をすることはありませんでしたが
人工授精当日にまだ卵胞があった時は
確実に排卵するよう念のため
注射を打ってもらっていました。

このように、人や状況によっては
排卵誘発剤などの薬を使用しながら
人工授精を行っていきます。

当日の流れ

Cクリニックの人工授精
当日の流れを紹介していきます。
クリニックによって流れは異なりますので
一例としてご覧ください。

Cクリニックでの人工授精は
基本的に診療時間内に行われます。
婦人科の担当医師は1人なので
通常の診察と並行しながら処置をされます。

①夫の精液が入った容器を受付に提出する。
⇒洗浄濃縮され
 注入できるように処理されます。

②私は普段の診察と同じように
 受付・診察を行い卵胞の最終確認をする。

⇒精子の状態が悪かったり、
 排卵が終わってしまっていた場合などは
 中止になることもあります。
⇒精液の処理には時間が掛かるので
 いつもよりも待ち時間が長くなります。

順番が来ると処置室に通され
 ベッドに横になる。

⇒看護師や医師に何度も
 私や夫の名前、生年月日を聞かれます。
 間違い防止予防の為だと思います。

④医師によって
 子宮内に濃縮した精子が注入される。
⇒詳しくは後日投稿します。

④そのまま10分程度
 横になったまま安静に過ごし
 その後衣服を整えて待合室で待機。

⑤もう一度診察室に呼ばれ、
 今回の精液の結果を教えてもらい、
 次回の受診について相談する。

⑥自分で判定をして(もしくは生理が来て)
 陰性の場合には再びD10頃に再診します。

こういった流れでした。
詳しいことは今後のブログで投稿します。

※あくまで個人の見解です。
 体験・経験をもとに作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました