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人工授精体験談 つづき
④医師によって子宮内に濃縮した精子が注入される
精子の注入には
チューブのような医療器具を使っていました。
そのチューブを入れやすくするために
クスコと呼ばれる器具で
膣内を広げて見やすくするようです。
これを挿入する時が
私はあまり好きではありません。
痛みはほとんどないことが多いですが
グッと押されている感じというか
無理矢理広げられている感じがあって
その瞬間は違和感があります。
違和感が強い時は、寝ているこちらも
少しポジションを変えた方がいいのかな?
このままで大丈夫かな?と思うのですが
特に問題なく終わります。
こちらはなす術ない状態です。笑
注入される前に、膣内を洗浄してもらいます。
この時には全く痛みや違和感はありません。
精液を注入される時は
子宮内に液体が入ってくるので
軽い生理痛のような、
少し下腹部に痛みがある時もあります。
しかし少量入れるだけだし
数秒で終わるので、全然大丈夫です!
すぐに器具が外され
看護師さんにおしもを拭かれ終了です。
④10分程度横になったまま安静に過ごす
タオルケットを整えられて
そのままの姿勢で10分程度横になって
安静にしておきます。
この安静時間は妊娠率に関係ないとして
全くないクリニックもあるのですが
Cクリニックでは安静時間がありました。
これで妊娠できるかもしれないと思うと
医師をはじめとする医療従事者に感謝の気持ちと
お腹の中にいる卵子と精子にエールを送りたくなり
なんとも温かい気持ちになります。
自然とお腹に手を当ててさすったり、
温めたりしてしまいます。
そのくらいタイミング法よりも格段に
この1回にかける気持ちや期待が高くなります。
そうこうしているうちに
すぐに時間になるので衣服を整えて退出します。
すぐトイレにも行っても大丈夫らしいのですが
私はどうしても気持ち的に行けませんでした。
(我慢できるレベルだったのもありますが。)
身体を起こすと
たまに液体が出てくる場合がありますが
あまった精液が出てくるだけらしいので
妊娠には問題がないそうです。
念のため下着が汚れないために
おりものシートやナプキンを
あてておくと良いと思います。
⑤もう一度診察室に呼ばれる
診察室で医師から
今回の精液の結果を教えてもらい
数値の書かれた紙をもらいます。
夫は精液検査の結果の後から
Cクリニックで処方してもらった
ツムラの漢方を飲むようにしていました。
そのおかげなのか、精液検査当時よりも
数値が良い事が多かったです。
とはいえ、
自然妊娠には相変わらず難しい数値でしたが…
それでも医師は
「このくらいの数値で
妊娠されたご夫婦もいましたし、
若いから可能性はありますよ。」
と勇気づけてくれました。
結果的には全て妊娠には至りませんでしたが。
次回の受診について相談して
その日は終わりです。
⑥自己判定
判定は個人で行います。
妊娠検査薬をしてもいいし
生理が来るのを待ってもいいです。
ただ、私は
ほとんど遅れることなく生理が来たので
妊娠検査薬の出番はありませんでした。
もし陽性が出た場合は、婦人科を受診し
エコーなどで妊娠判定をしてもらいます。
陰性の場合で次も人工授精の場合は
またD10頃に再診し、
次の排卵日を特定していきます。
次回~人工授精おやすみ周期~に続きます。
※あくまで個人の見解です。
体験・経験をもとに作成しています。
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