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2019年7月から
住宅会社との打ち合わせが始まりました。
打ち合わせも建築も順調に進み、
2020年1月末に入居しました。
結果論ではありますが、
コロナ流行前に完成したので
昨今のように物価の高騰や
物資の供給不足などの影響もなく、
工期が伸びることや
さらに費用がかかる…
なんてこともありませんでした。
また、この時期は
- 住宅ローン控除の3年延長(計13年)
- すまい給付金制度の適用時期
- 住宅ポイントの適用時期 もあり、
マイホーム購入を後押しする形となりました。
子どもがいない間にマイホームを購入するメリットとデメリット
結婚してすぐ、子どもがいない間に
マイホームを購入する
メリットとデメリットを挙げていきます。
【メリット】
- 打合せに集中でき納得のいく選択ができる
(子どもがいると預ける手間が掛かったり、
片方が子どもに付きっきりになり
とにかく打合せに集中できない!)
- 早くローンを組めば早く返済が終了する
(28歳で組めば
35年ローンの完済は63歳!)
- 集合住宅の生活音ストレスからの解放
(近隣の住人の生活音が気になって
いつの間にかストレスを感じています。)
- 物が少なく引っ越しや片付けも楽ちん!
(子どもの荷物は意外と多いです。)
【デメリット】
- 若い夫婦や結婚してすぐだと
まとまった頭金をすぐに準備できないことも
(結婚式、新婚旅行、新生活には
多額のお金がかかります。
マイホームの頭金まで用意できるほどの
余裕はないかも…)
- 情報を集める時間が少なく、
知識不足で後になって後悔することも
(理想のマイホームを作り上げるには
情報収集が必須ですが
全てを網羅するには時間がかかります。
マイホームの打ち合わせでは
本当にたくさんの事を決めなければならず
後になってから「白は汚れが目立つ…」
「大きい窓は暑い寒い」など後悔が出ることも)
- 若さから?カモにされるかも?
(不明な金額が上乗せされている
いつの間にか増額しているなどは
誰にでも起こり得ます。そのため、
書類の隅々まで読み込む必要があります。
「めんどいし」「わかんないから」といって
簡単に印鑑を押してしまうのはNGです)
- マイホーム購入時の理想とは異なる現実
(子どもがいない時期だと家族の人数を
想定して部屋を作ることになります。
結果的に子ども部屋が余ってしまうなど
想定通りにいかない場合があります)
特に、子ども部屋をどうするかは
家族構成が決まった後の方が
断然考えやすいです。
私たちは、
子ども部屋としては1部屋にしましたが
人数によって将来的には
部屋を区切って使える形にしました。
マイホームと不妊治療の兼ね合い
私たちの場合ですが、
マイホーム購入とほぼ同時並行で
不妊治療を見据えた
クリニック受診をしています。
マイホームでの生活が始まった後に
本格的な不妊治療(人工授精や体外受精)
が始まりましたが
仮にマイホームを検討する段階で
本格的な不妊治療が始まっていたら、
マイホームを購入していたかは
正直わかりません。
私たちの場合、幸いにも
家に求めるものが高くなかったため
現在、住宅費としては
必要最低限に収まっていると思います。
しかし、アパート時代よりも
諸経費や光熱費などを
多く支払っているのは事実です。
子どもを授かりたいためだけに
これほどお金が必要になるとは思っておらず
人生は上手くいかないこと
未来は何が起こるかわからないこと
人生設計は非常に難しいことを痛感しました。
ある本にはこんなことが書いてありました。
「もっとも重要な計画は、計画通りに進まない可能性を想定した計画である。」
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット 著モーガン・ハウセル より一部抜粋
家に求める価値観や
どれだけお金を使うかは人それぞれですが、
あらゆるリスクを想定した上で、
そのリスクを回避できるだけの計画があるか?
結婚後、”とりあえず”
マイホーム購入を希望して
当たり前に何の苦労もなく
子どもを授かることができると
思っていた私たちには、
重くのしかかる言葉だと思いました。
不妊治療中のマイホームどうする?
不妊治療をしている夫婦にとって、
マイホームを購入するかしないかの判断は
非常に難しい問題だと思います。
ただ、私たちは
マイホームを購入したことを
後悔していません。
今のところは家のローンも不妊治療も
なんとかやりくりできています。
あのままアパートにいたら
確かに支出は今よりも
抑えられていたかもしれません。
浮いたお金で今よりも
貯金したり、娯楽に使ったり
もしくは不妊治療に充てる金額を
増やせていたかもしれません。
しかし、アパートの隣室の夫婦には
子どもが生まれていました。
不妊治療をしていると
どうしても妊婦さんや赤ちゃんに
すごく敏感になってしまうので
聞こえてくる物音やその存在に
大きなストレスを感じていたと思います。
結果的に
マイホームでのびのびと暮らせて
良かったと思っています。
自分たちにとって
どうすることがベストなのか?
ご夫婦でたくさん相談し
価値観をすり合わせ
その家族に合った選択をしていってください。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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