ブログの本筋からは
少しずれてしまいますが、
前回のブログに関連して、
私たちが注文住宅を建てる際に
悩んで、いろいろ考えたことや
その時感じたことなどを
今回こちらに
記録として残しておこうと思います。
「住める家」とは?
前回のブログでも書いたように
私たちがマイホームに求めるものは
「住める家」であることです。
おしゃれで、広くて、設備も一流で…
夢のマイホームに憧れはありましたが
手入れが行き届かなかったり、
ローンが払えなくなったりしては
意味がありません。
必要以上の広さや
基準以上の高性能は求めず
出来るだけコストを抑えた
現実的な「身の丈に合った家」。
そんな家が
私たちにとっての「住める家」でした。
とはいえ、
おそらく一生に1度のマイホーム購入。
予算の範囲内で
最大限のパフォーマンスを求めるのは
当然のことです。
注文住宅は
1から自分たちで作る必要があるため、
いろいろなこだわりや
譲れないところも
出てきて当然だと思います。
そこが魅力であり、
大変なところでもあります。
注文住宅を建てる際に実際に悩んだこと
私たちがマイホームを建てる際に
特に悩んだ点は
- 間取りの決定
- ローンはいくらにするか
- どこの銀行で借りるか
- キッチンのコンロはガスか電気か
- 太陽光発電を付けるかどうか
でした。
1つ1つ具体的に綴っていきます。
※私たちが家を建てたのは2020年です。現在とはトレンドや状況が異なる場合があります。参考にならない点もあると思いますが、ご了承ください。
間取りの悩み
間取りを決める際に
絶対に取り入れたかったのは
- シューズインクローゼット
- 広めの脱衣所
- 小さめの和室
- 子ども部屋は広めを1部屋
(将来的に仕切れるように) - キッチンにパントリー
- 広めのインナーバルコニー でした。
余談ですが、
最近はSNSなどを見ると
・ファミリークローゼット
・1階のランドリールーム
・リビングの収納は多めに
・コンセントは増額してでも増やす
・脱衣所と洗面所は分ける など
工夫のある家が多くみられます。
当時その情報を知っていたら
取り入れたかったですね…笑
さて、
必要な部屋や設備などを組み合わせ
土地の形に合わせて
1階と2階の間取りを考えたのですが
それらを繋げる階段が
うまく配置できませんでした。
私たちが間取りで1番苦労したのは
意外にも階段でした。
階段自体も
・カーブを緩くしたい
・踊り場を作りたい
などの気持ちはありましたが
かと言って、
建坪を増やすとコスト増に繋がるため
妥協点を見つける形で収まりました。
建売住宅を見学しに行ったときに、
担当者から言われた
「100%理想の間取りは見つからない。」
という言葉の意味がよくわかりました。
銀行選びの悩み
住宅ローンの銀行選びについては、
住宅メーカーに
3つの候補を出してもらいました。
銀行選びで譲れなかったポイントは
- 金利が出来るだけ低い所
- 土地、建物と購入するため、
繋ぎ融資ができるところ
でした。
【繋ぎ融資とは…】
注文住宅を建てる場合、
住宅ローンの実行前に
「着工金」や「中間金」など
といったまとまったお金を
支払う必要があります。
そのお金を手持ちで払うのではなく
つなぎ融資を利用することで
住宅ローン開始までの期間に
一時的に用立てられるものです。
※つなぎ融資にはいくつか注意点がありますので、きちんと理解した上でご利用ください。
その後、自分たちで
銀行ごとの利率と借入金額別で
返済シミレーションを行い、
将来的な返済額を確認しました。
徐々に金利が上がることを想定しても、
固定金利より変動金利の方が
私たちに合っている
という結論を出しました。
しかし、
金利の値下げ交渉を
ハウスメーカー任せにして
上手くいかなかった点や、
ネット銀行だと
もっと低い金利があることを
後で知ったので、もう少し事前に
勉強する必要があったと思います。
ガスか電気かの悩み
料理をしていく上で
光熱費の節約も大事ですが、
1番大事なのは使いやすさだと思います。
オール電化にすれば
光熱費の節約に繋がるとは思いますが、
今までガスを使っていたこともあって、
IHのコンロへの不安がありました。
(コンロ周りの掃除は
楽そうだとは思っていましたが)
なにかのきっかけで、ガス会社で
ガス調理と電気調理を比較する体験が
できることを知り、
夫婦で体験しに行きました。
ガスと電気の構造を学んだり、
同じ料理をそれぞれ調理して、
火の通り方をみたりしました。
結果、
私たちはガスにすることにしました。
新居の建つ地域では、
都市ガスが使用できる点も
ガスを選択した大きな要因でした。
(プロパンガスより安く、プロパン交換もない)
料金プランも
電気とガスをまとめた
お得なものにしており、
今のところ後悔はありません。
太陽光パネル設置の悩み
私たちは
売電価格の低下や蓄電池のコスト、
ガス採用により
太陽光発電の設置は見送ることにしました。
ただし、
屋根の形を寄棟にすることで
気が変わったときに
太陽光パネルが設置できるようにしました。
おかげで入居後1年間は
太陽光発電の営業が
ひっきりなしに訪問に来ました。
(今のところ全部断っています)
振り返ってみて
このほかにも、家を建てるまでに
いろいろなことがありました。
今思えば、
もっとああしとけばよかった
こうしとけばよかった
と思うところもありますが、
当時の私たちが出来ることを
1つ1つ全力で考え、
判断したことなので後悔はありません。
理想の家が出来たとしても、
住み続けると状況の変化によって
理想の家ではなくなる可能性もあります。
その時に、今ある家を
どう柔軟に対応させていくかを
考えることが大切だと思いました。
私たちがたくさん考えて選択したものは
私たちにとっての正解であり、
人によって
大事にしたいところも違えば
選択するものも異なっていきます。
このブログに書かれているものを
おすすめしているわけではありません。
私たちが選ばなかったものを
否定しているわけでもありません。
あくまで一例として
ご覧いただけたら幸いです。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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