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たちばな四季亭さんは
全部屋お食事は部屋で頂けます。
昨今の状況を考えるとありがたいですね。
今回はこだわりのお料理について
綴っていきます。
会食スタイル
私たちが泊まった部屋は
ダイニングルームがあって
椅子に座ってお食事が頂けました。
通常、旅館の部屋食だと座椅子に座って
食事をすることが多いと思います。
私たちにとって、このお食事のスタイルが
たちばな四季亭さんを選んだ1つの理由でした。
しかもダイニングルームには
簡易的な調理スペースもあり
予約・別途料金が必要ですが
1日1組限定で料理長に
直接料理を振る舞ってもらえるそうです。
懐石料理
私たちの頂いた夕食は
毎月メニューが変わる季節の懐石料理でした。
5月に泊まったので
端午の節句にちなんだ料理が多かったです。
旬のものや石川県の特産品も
たくさん頂きました。
お品書きは手書きでした。
お品書きの見出し部分(炎景や開明など)は
旧暦の5月=皐月の異称、異名のようです!
私は生の魚介類が苦手なので
事前に伝えておいたところ
別メニューや生もの抜きの対応を
快くしていただけました。
ありがたかったです。
炎景えんけい・開明かいめい(先付など)
・食前酒
・絹湯葉豆腐
・枝豆の入った卵焼き
・笹で巻いた加賀綜麩
端午の節句に食べるちまきそっくりの
見た目と香りと食感でした。
ちなみに甘くはないです。
・蚕豆手鞠絞り
色が綺麗でした。
甘さほんのりでした。
・手長海老の艶煮
・ホタルイカの酢味噌掛け
・五郎島金時の蜜煮
蝶々の形になっていて可愛かったです。
・加賀金時草おひたし
葉っぱの裏側が紫色の珍しい野菜で
クセもなく食べやすかったです。
加賀野菜の1つだそうです。
・カボチャと人参の含め煮
5月らしい飾り切りがされていました。
小巧しょうこう(煮物椀)
・能登水雲真丈春霞仕立て
もずくはもずく酢でしか
食べたことないので新発見でした。
菖蒲人参がカブトの形になっていました。
星花せいか(お造り)
・日本海夏半の幸
日本海でとれた旬な海鮮の刺身でした。
私は生の魚介類が苦手なため
ノドグロの塩焼きになりました。
このノドグロが大きくて
脂が乗っていてとっても美味しかったです!!
東井とうせい(箸休め)
・鯛のお茶漬け
加賀棒茶をかけていただきました。
優しいお味でした。
梅天ばいてん(焼物など)
・能登産スズキ酒蒸し&二味焼き
選択メニューだったので
せっかくなら両方とも食べたくて
2種類とも選びました。
私は酒蒸しの方が好きでした。
焼き料理の方の
蓮根の中に詰まった明太子は
ちょっと辛かったです。
立夏りっか(お肉料理)
・特選和牛しゃぶしゃぶ
お肉が柔らかくてめちゃくちゃ美味しかったです。
ここまでで既にお腹いっぱいです。笑
御飯・留椀・香物
ご飯は土鍋の炊き立てを頂けます。
お代わり自由で好きなだけ食べられます。
ただ、私はお腹いっぱいだったので
少なめにしました💦
留椀は赤だしのお味噌汁でした。
水菓子
・杏仁豆腐と白玉の抹茶餡添え
白玉と抹茶餡はそれだけだと甘さ控えめで
黒蜜をかけて食べると甘くて美味しかったです。
杏仁豆腐がつるんと食べられるので
ありがたかったです。
私は杏仁豆腐の方が好みでした。
お料理は以上でしたが
私の誕生日が近かったので
更にケーキのプレゼントもありました!
嬉しかったですが
本当にお腹いっぱいだったので
すぐには食べられませんでした。
お風呂入ったりして
お腹のスペースを空けてから頂きました。
朝食
朝食もたくさんのお料理があり
栄養満点でした。
明太子は辛いのでご飯は進みますが
他にもおかずはたくさんあるので
全部頂こうとするうちに
お腹いっぱいになってしまいました。
味噌汁はしじみがたくさん入っていました。
炭火で焼いて食べる魚が香ばしくて
美味しく、印象に残っています。
湯豆腐は食材の出汁が出て
優しい味で美味しかったです。
濃い味付けが好みの母は物足りなさそうでした。
夕食も朝食もたくさんあって
お腹いっぱい、幸せでした。
ごちそうさまでした。
次回~おやこ旅⑦~に続きます。
※あくまで個人の見解です。
体験・経験をもとに作成しています。
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