体外受精2回目が失敗に終わり、
ドン底の気持ちで
治療に向き合うこともできず…
今後の方針も決めかねていた私でしたが、
次の1歩を踏み出すきっかけとなる
ある出来事がありました。
どのような経緯でまた動き出せたのか?
今回はその部分を投稿していきます。
ドン底の気持ちの中で
2回目初期胚移植を陰性確認後のある日
漢方の処方と、今後の方針の相談も兼ねて
漢方薬局に行きました。
この日で漢方薬局に行くのは3回目。
今回は夫にも一緒に来てもらいました。
陰性結果を報告すると、
先生は残念そうな表情を浮かべ、
数秒間沈黙のあと話し始めました。
👨🏻🦳「はっきり言っていいですか?」
「え??何を言われるのだろう??」
と動揺して、
すでに涙が出そうになりましたが
ぐっと堪えて次の言葉に耳を傾けました。
👨🏻🦳「もう、病院を変えた方がいい。」
この時私の頭によぎっていたのは、
「もう子どもは諦めた方がいい」
という言葉でした。
だから、ほっとしたというか、
拍子抜けしたような気持ちでした。
堪えていた涙が溢れてしまいました。
夫はというと、
転院を提案されると思っていたみたいで
全く動揺しておらず、
先生の意見に同感だと
言わんばかりの表情でした。
その後いろいろと話を聞いていると、
あくまで漢方の先生の見解ですが
今通っているCクリニックは
最先端の治療をしていないとか😳💦
- 2年に及ぶ不妊治療でも
全く結果が出ていないこと - 注射の名前や凍結胚のグレードなど
詳しいことをいつも教えてもらえないこと - 産科も併設しているクリニックのため
院内で妊婦さんを見るのが
精神的に辛くなっていたこと など
「Cクリニックの治療が合わないのかもしれない」
と私の中に不満が募っていたのは確かでした。
視野のせまい考えからの脱却
私はこの時、
治療を「続ける」か「やめる」しか
選択肢のない状態でした。
気持ちに余裕がないことで、
本当にせまい視野でしか
物事を考えられなくなっていました。
漢方の先生の言葉で
「転院する」という
別の選択肢があることに気付かされました。
先生曰く
病院を変えることは
私がダメということでは決してなく、
その病院のやり方に
自分たちの体質が合っていないだけ。
だから自分たちの体質に合った
病院を見つければいい。
転院には労力もかかり
一見すると
遠回りをしている気持ちになるが
合わない治療をズルズルしているよりも
転院して良い治療に巡り合えば
結果的に妊娠の近道になるだろう
とのことでした。
転院する?しない?
Cクリニックからは
「もう1度採卵するなら、
次もロング法で挑戦して
培養液を変えてやってみましょう。」
と言われていましたが
- 培養液の違いでしか結果が出せないのか?
- 他の治療方法はできないのか?
と治療方針に疑問に感じていたこともあり
体外受精2回目が終わった頃から
「転院」も夫婦の会話に実は出てきていました。
しかし私としては、先程記述したように
Cクリニックに対して疑問や不満はあったものの
- ずっとCクリニックにお世話になっている点
- Cクリニックは
妊娠~出産まで見てもらえる点 - 次こそは上手くいくのではという期待
- 転院=今より遠くなる
ので通うのが大変ではないか - 転院で検査や治療が
振り出しに戻ってしまう苦労 - 新しい環境に慣れるまでの不安
- クリニック選びの大変さ
などの理由から
転院には踏み切れずにいました。
今回、転院推奨派の
夫と漢方の先生の話を聞いて、
「転院してみようかな」
と思えるようになりました。
次回~再始動と決意のドライブ②~
に続きます。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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