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3回目 人工授精
おやすみ周期を挟んで、
2020年8月に3回目の人工授精をしました。
相変わらず
クスコを挿入する時は慣れませんが
前回の人工授精で抱いていた
”機械的な冷たさ”よりも、
無事に人工授精が出来て
”妊娠に近づいている”
と思えるようになりました。
医師をはじめとする
医療従事者に対する感謝の気持ちと
お腹の中にいる卵子と精子に
エールを送りたくもなりました。
注入後の安静時間では、
自然とお腹に手を当ててさすったり
温めたりしていました。
温かい気持ちで過ごせたのは
とても良かったと思えます。
3回目の人工授精では
当日の内診でまだ卵胞が見えたので
確実に排卵されるように
排卵誘発剤の注射を打ってもらいました。
するとクリニックを出てすぐから
卵巣付近がめちゃくちゃ痛くなり
(普段の排卵痛の10倍痛い)
30分ほど経つとすっと痛みが消えたので
今排卵したんだろうなというのが
はっきりわかりました。
生理予定日が近づいてくると
毎日そわそわドキドキしてしまいます。
ちょっとした身体の変化や症状があると
「もしかして…?」と期待してしまいます。
気になった時はネットで検索して
ちょっと期待したり、
逆に不安になったりもします。
しかし、たいていは生理前の症状であって
3回目も4回目、5回目、6回目までも
見事に撃沈してしまうのでした。
生理は特に遅れることなく、
周期通りに29日前後で毎回来ました。
そのため妊娠検査薬の出番もなく
自然と結果がわかってしまいました。
生理不順がないのは
本来ありがたいことなのですが、
ことごとく期待が裏切られるので
5回目あたりからは
「人工授精でも妊娠は無理なのかな」
と思うようになりました。
医師からも
「6回程度人工授精をして結果が出ない時は
ステップアップを考えましょう。」
と言われていたこともあり、
「人工授精で無理なら
早くステップアップして
体外受精に挑戦したい!
そしたらきっと妊娠できるから!」
と次のことを考えるようになりました。
7回目 最後の人工授精挑戦
2020年12月に
最後の人工授精に挑戦しました。
妊娠率は6回で頭打ちになる
と言われていますが、
私たちが7回目にも挑戦した理由は
以下の通りです。
- 12月に体外受精を始めると
クリニックの年末年始休みの関係で
予定が合わなくなる等の
問題が出てきそうだったから - 新しい年になってから
気分を新たに体外受精に挑戦したかったから
7回目人工授精の話
7回目もD11に受診し、
内膜や卵胞のサイズを計測して
排卵予定日をD14と特定しました。
そして今までと特に変わらず
D14に人工授精を行いました。
しかし、次の日(D15)に受診して
排卵済みの確認をした所、
まだ排卵せずに卵胞が残っていました。
私自身もおりものの感じなどから
まだ排卵しない感覚があったので
医師と相談してさらに次の日(D16)に
2回目の人工授精を行うことになりました。
こんなこと今までになかったので
数年たった今でも強く印象に残っています。
1周期で2回も人工授精をした人は
結構いるものなのでしょうか?
7回目の人工授精も陰性に終わり
年明けからは体外受精に
ステップアップをすることになりました。
次回~人工授精に挑戦してみて~に続きます。
※あくまで個人の見解です。
体験・経験をもとに作成しています。
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