今回は
妻(私)が家族に報告したときの状況
について書いていこうと思います。
妻の場合
- 家族との関係性は悪くはないが、
なかなか腹を割って話すことがない
- 恋愛、性などセンシティブな話は
ほとんど話したことがない
- 昔ながらの考え方をしがちの家族、
難しい話は理解しにくい家族がいる
- 実家からは離れた所に住んでいるため
頻繁には会っていない
- 妻(私)は気持ちを打ち明けようとすると
すぐに泣けてしまう(泣き虫なんです…)
といった状況もあり、
直接打ち明けるのは勇気が出ず
なかなか出来そうにありませんでした。
「いつ言おう?」「言うのやだな…」
とウジウジと悩んでいる間に時は経ち
結局、打ち明けるまでに
何年もかかってしまいました💦
打ち明けることになったきっかけ
きっかけはLINEで何度目かの
「孫はまだか?」連絡がきた時。
「もう言ってしまおう!」と思い
家族にLINEで
「実は最近不妊治療を始めました。
どうなるかはまだわからないので
見守っていてください。」
と具体的な部分は端折って
とりあえず打ち明けることはしました。
家族はもっと
詳しい話が聞きたかったと思いますが
私自身が言いにくかったのと、
治療はすぐに結果が出るものではないので
時間が必要だったこともあり
この時は深くは伝えませんでした。
とりあえずの報告LINEの後は
なんと1年近くも触れないようにしていました。
きちんと伝えたのは…
不妊治療のことをきちんと伝えたのは
LINEから約1年後。
ちょうどDクリニックでの
1回目の採卵が終わった頃でした。
今回も直接伝えるのは難しい気がしたので
手紙にしたためることにしました。
そこには、
- ずっと不妊治療を続けていること
- 治療はどんなことをしているのか
(イメージ図などを用いて)
- 今自分がどんな気持ちでいて
- どんなに辛いか
- どんなに子どもを望んでいるか
などを書きました。
伝えてみて
LINEの時もそうでしたが
根掘り葉掘り聞いてくるような返事は
特にありませんでした。
しばらく後に実家に行ったときに
少しだけ治療の話になりましたが
私は伝えられていたことで
以前よりも気持ちが沈むことなく
素直に話ができました。
1番うれしかったのは、母に
「ゆっくりでいいんだよ」
と言ってもらえたことです。
張りつめていた気持ちが
一気に解けたような感覚になりました。
やはり、家族が味方になってくれ
応援、見守ってくれていることは
気持ちを前向きにさせてくれるんだなと
実感しました。
まとめ
不妊治療のような
難しい現実を報告しなければならない時
どうしたらいいのかには正解はありません。
さまざまな家族の形があって
さまざまな性格の家族がいます。
誰ひとり同じ状況の人はいないので
どうするかは自分自身の判断になってきます。
面と向かって話がしにくい場合には
私のように手紙やLINEなどの文章で
説明するのも1つの手かもしれません。
また、家族に話すことで
ひどいこと言われたらどうしよう。
今までの関係性が崩れるのが怖い…
などと、不安がある時には
無理に打ち明ける必要はないと思います。
自分の気持ち、自分のタイミングを
大事にしてくださいね。
とはいうものの、誰かに話すことは
前向きに治療をしていくにあたっては
大きな力になります。
自分の話を誰かに聞いてもらいたい。
打ち明けて楽になりたい。
でも身近に話せる人がいない…
のであれば、思い切って
カウンセラーなどを頼ってみるのも
1つの手だと思います。
誰かに話してみることで
新たな発見や出会いがあるかもしれません。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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