不妊治療=出口の見えないトンネル
不妊治療を長期間続けても
うまくいかない日々が続くと
いつまでも出口の見えない
長いトンネルの中にいる感覚になって
「このまま出口がないのではないか?」
「自分たちはどこへ向かうのか?」
と、
思い描いた未来が実現できるのか
ふと不安になります。
クリニック側(婦人科)や、
不妊治療のゴールは「妊娠」
なのかもしれませんが
私たち夫婦にとっては
妊娠することが「スタート」
治療を続けていく中で
妊娠できない
=スタートラインにすら立てない状態
が長く続くと、やはり
モチベーションを保つのが難しくなります。
このように、一見すると
不妊治療が長引くということは
マイナスなことばかりように感じますが
ポジティブに考えれば
妊娠や子育てまでの
準備期間がたくさんある
という考え方にも変換できます。
名前を考えよう
夫婦2人の時間がたっぷりあるこの期間に
なにか出来ることはないのでしょうか?
のんびり旅行をする?
今しか食べられないものを食べる?
お酒を飲む?
静かな所(美術館など)へ行く?
ふと思いついたことの1つが、
「子どもの名前を考えること」でした。
私たちの場合は
名前について真剣に話し合うというよりも
ふとした日常会話の中で
ポンと浮かび上がってきた名前を
お互いに出し合っています。
例えば、ドラマの主人公の名前や
スポーツ選手の名前の響きから
インスピレーションを受けるとします。
「この名前良いんじゃない?」と報告し
良いなと思えば無料の画数診断を検索。
気に入ったら候補として
メモをして残しておく流れにしています。
これまで、男女関係なく
いろいろな名前が候補に挙がりました。
生まれてくる季節や
運勢の良い画数を考慮してみたり
親の文字を継いでみたりと
子どもの名前を考えるのは楽しくて
未来に希望が見え、
自然と明るい気持ちになります。
せっかく私たちを選んで来てくれるなら
良い名前を付けてあげたい。
これは親のエゴなのかもしれませんが
私たち夫婦は、子どもの名前には
しっかりと意味を持たしてあげたい
そう思っています。
名前を考えることで期待できることは
一般的に子どもの名前というのは
- 妊娠してから考える
- 性別が分かってから考える
- 生まれてから考える
ことが多いと思います。
しかし、私たちは
赤ちゃんを待っている
今の段階から考え始めることで
会話を通して夫婦の中で
未来の家族のイメージが共有できる。
↓
自然と安心感や幸福感を得る。
未来に希望が持てる。
子どもが欲しい気持ちを再確認する。
↓
そのために今の治療も頑張ろうと思える。
と、結果として
モチベーションを保つことができています。
不妊治療は長期戦になってきます。
モチベーションを保つ方法は
ひとそれぞれですが
不妊治療=未来への準備期間
と捉えて
その期間をうまく活用することで
万全な状態で子どもを
迎えられるのではないかと思います。
※あくまで個人の見解です。
体験・経験をもとに作成しています。
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