妊活に取り組んでいると
基礎体温を測ることがあると思います。
今回は基礎体温について
掘り下げてみようと思います。
基礎体温(きそたいおん)とは、恒温動物において、活動による体温変化などの要因を排除し、生命維持に必要な最小限のエネルギーしか消費していない安静状態で測定した体温のことである。
引用元:Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E4%BD%93%E6%B8%A9
基礎体温の記録の仕方
朝起きて、寝た状態のまま
婦人体温計(小数点第2位まで表示)を
舌の下に入れて測ります。
基礎体温は、毎日の体温を記録し
長期的なグラフを作成することで
排卵日や生理日、健康状態などの
バロメーターになります。
計測した基礎体温は
基礎体温表に記録していきます。
基礎体温表は薬局などの店頭や
ネットから入手できます。
また、記録の作成には
妊活アプリを活用する方法もあります。
ほかにも、体温計によっては
記録機能が付いたものもあるようです。
受診する婦人科のクリニックによっては
基礎体温表の提出が必要な場合があります。
そういったクリニックを受診の際には
2、3ヶ月程度記録した基礎体温表(紙)を
持参すると良いと思います。
私の場合、
妊活アプリのみで記録をしていたため
受診した際、受付で紙を渡され
数ヶ月分の基礎体温を
書き写すことになり大変でした😓
基礎体温の活用方法
基礎体温は長期的に記録していくことで
ホルモン分泌量による体温の変化が見えてきます。
毎朝測った基礎体温をグラフにすることで
排卵日の予測ができ、妊娠を考えている方には
自分でタイミングを取る時に役に立ちます。
全ての女性にとっても
自分の生理周期が正常かどうか知るために
主に活用できます。
具体的に言うと
正常な生理周期は低温期(約14日)と
高温期(約14日)の二相が繰り返されています。
排卵が起こり、分泌される黄体ホルモンで
基礎体温が高くなります。
そのため、
月経~排卵日前までが低温期
排卵後~次の月経開始までが高温期
と言われます。
二相になっている
=ホルモンが正常に働いている
ということになります。
基礎体温が上がらない人は
排卵が起きていない等の可能性があります。
また、どちらかの時い場合は
ホルモンがうまく働いていない可能性があります。
そういった場合は
婦人科を受診すると良いと思います。
何周期か測っていくと個人差はありますが
自分の生理周期が掴めてきます。
そうなると排卵予定日の特定や
月経開始が予測しやすくなるため
タイミングを取ったり
生理用品を準備したりと
ご自身の目的に合わせて
基礎体温を活用することができます。
基礎体温の注意点
基礎体温は、毎日同じ時間に寝て
4時間以上のまとまった睡眠を取り
同じ時間に起きて身体を動かさずに測るのが
良いとされていますが
現実問題としてなかなか難しいです。
また、ちょっとした事で
すぐに数値が変わってしまうのも注意点です。
私はもう4年ほど測り続けていますが
- 寝坊した
- 口を開けて寝ていた
- 夜中にトイレに起きた
- 布団がはだけていて寒かった
などで
正しい数値が測れなかったことがあります。
ほかにも、先程述べたように
基礎体温には低温期と高温期があり
高温期の直前の体温が一番低くなった時が
排卵日だといわれていますが、
それがいつなのかはっきりわからないものです。
振り返ってみてようやく
「きっとこのあたりだったな」とわかる程度です。
あまり神経質にならずに
測り続けていくことで十分だと思います。
妊活や不妊治療を続けていると
基礎体温を測ることが
ストレスになってしまうことがあります。
その場合には無理をせず
一旦中止することをおすすめします。
まとめ
長期的に記録をとっていく事で
自分自身の生理周期のタイプや
身体の状態を知れるため
やる価値はあると思います。
記録を続けていくなかで
「自分の基礎体温は
ネットで出てくるような
きれいなグラフにならない」
などの悩みが出てきた時は
婦人科を受診するきっかけにも
なるかと思います。
自分を知る目安として、まずは気楽に
測り続けてみてはいかがでしょうか。
※あくまで個人の見解です。
体験・経験をもとに作成しています。
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