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前回に引き続き
今回のブログには
以下の3つ目の「紹介状についての話」を
書いていこうと思います。
- Dクリニックを受診するための
情報集め
- お世話になったCクリニックへの
転院報告
- 紹介状の準備もしくは
夫婦の情報をまとめた資料の作成
紹介状の準備
転院先に治療歴などを引き継ぐために
転院前のクリニックに書いてもらうものを
紹介状といいます。
転院する場合は、
まず「転院したい」旨を担当医に伝え
紹介状を作成してもらい
それを持って次のクリニックへ行くのが
通常の流れになっています。
(紹介状は文書作成料がかかる場合があります)
私たちも転院を決めた際に
紹介状を作成してもらおうと思っていました。
また、結果は出ませんでしたが
約2年間お世話になったお礼を伝えるべきだと
夫婦で共通認識を持っていました。
実際は…
頭では直接会って、お礼とともに
紹介状をお願いするべきだと思っていても
実際にはCクリニックへは
2度と行くことはありませんでした。
2回目の体外受精の陰性判定後
私は精神的にとても辛くて
Cクリニックへ行くことが
できていませんでした。
1番の理由は
うまくいかない現状が辛かった
ということでしたが、
正直にいうと
それだけが理由ではありませんでした。
Cクリニックは産科も併設しているので
行くと必ず妊婦さんや
赤ちゃん連れの方に会います。
エコー写真をピラピラと手に持って
診察室から出てくる方もいました。
母親と一緒に来た子どもが騒いだり
走り回ったり、椅子や台に登ったり…
そんな姿も見ました。
普段ならそこまで気にならないのに
この当時は、
こういった周りの状況に
とにかく神経質になっていて
ストレスが溜まって
院内に入ること自体が
億劫になっていました。
そのため、
改めて直接お礼を伝えたり
紹介状をお願いして取りに行くことが
私にはどうしてもできませんでした。
結果的に
お礼は夫に電話口で伝えてもらい
紹介状は書いてもらいませんでした。
自分で作っちゃおう
「紹介状はなくても大丈夫」
という情報も出てくるので
必ずしも必要なものではないとは思いますが
(※紹介状が必要な場合もあると思いますので
転院前に確認することをおすすめします。)
転院先のクリニックに
自分の治療歴などを引き継いでもらうのは
安全でスムーズな治療のためには
大事なことだと思います。
私は、不妊治療歴も長く
複雑になってきていたので
転院先のクリニック受診の際に
口頭で1から伝えるのは難しいだろうと思い
治療歴をまとめた書類を
自作することにしました。
そしてこの書類を
紹介状の代わりにすることにしました。
自作の紹介状
自作の紹介状のイメージを共有します。
とはいえ、実物は掲載できないので
文章で説明していきます。
A4用紙に
私の分と夫の分それぞれまとめました。
心掛けたのは、
・数値や名称、日付は正確に
・わかりやすく簡潔に書く ことです。
記載した事項は以下の通りです。
- 妻&夫の名前、生年月日、血液型
- 妻&夫の既往歴(チョコレート嚢胞等)
- ブライダルチェックの結果
(風疹抗体の数値が低く追加接種した等)
- 性感染症や血液検査の結果
- 時系列で今までの不妊治療の歩み
- 体外受精の詳しい治療内容と
過程と結果
- 服用中の薬(漢方や葉酸サプリも)
- 夫の精液検査の結果一覧
これ以外に書くとすれば
アレルギーの有無、投薬内容などでしょうか。
転院先に提出してみて
この書類を初診時に
紹介状の代わりに持参した旨を伝えると
快く受け取ってもらえました。
診察室で医師に読んでもらったところ
👨⚕️「詳しく書かれており素晴らしい」
「病院の紹介状よりわかりやすい」
と言ってもらえました。
私としても
短い診療時間の中でも
この書類をもとにいろいろ話をしたので
伝え忘れや記憶違いもなく
またスムーズに話をすることができ
作って良かったなと思いました。
このブログが紹介状を自作される方の
参考になればと思っています。
とはいえ、
紹介状の提出が必要なクリニックも
あると思いますので、
転院される場合には
事前に確認されることをおすすめします。
※あくまで個人の見解です。
※体験・経験をもとに作成しています。
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